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白の風景〜亡き王女のためのパヴァーヌによる〜
2012年
編曲(仏語作詞:小阪亜矢子)

 
ラヴェルの名曲《亡き王女のためのパヴァーヌ》を声楽アンサンブルのために編曲した作品。同曲の女声アンサンブルバージョンがコロスタシアAnnexのCD『アネノネ』に収録されている。
 

混声四部合唱バージョン

 

 
コロスタシアAnnex Official Website
 


わらひ
2007年
作曲(作詞 金子みすゞ)

 
金子みすゞの詩に作曲された作品。変拍子のミニマリスティックな伴奏の上に、闊達なメロディーが乗せられてゆく。有節形式に拠らない、日本語歌曲への試み。歌唱は森有美子。
2010年に発表されたCD『わらひ』に収録された1曲であり、同アルバムは作曲のみならず演奏・アレンジなどもてがけた。トイピアノや打楽器、野外に打ち捨てられたアップライトピアノ、カラオケルームの残響など、様々な音を貪欲に取り込みノイズとともに料理したサウンドとなっている。
 

 


夢と現
2010年
作曲

 
マンドリン・オーケストラ リベルテにより委嘱を受け、発表された曲集《金子みすゞの詩による歌曲集Ⅴ》のなかの1曲。金子みすゞの詩をもとに、ソプラノとマンドリン・オーケストラのために作曲。詩のもつ叙情性を生かしつつ、ポリリズムや変拍子を多用した
初演演奏はリベルテに加え小林実佐子(ソプラノ)、中川賢一(指揮)によって行われた。
 

 
 

星の界(よ)〜What A Friend We Have In Jesus(女声三部合唱)
2018年
編曲

 
讃美歌312番「いつくしみ深き」の旋律はそのままに、杉谷代水(1874 - 1915)が日本語の歌詞をつけたバージョン「星の界(よ)」、そして原曲英語バージョン "What A Friend We Have In Jesus" へとメドレーになったアレンジ。
 

楽譜販売サイト

Piascore

収録CD販売サイト

コロスタシアAnnex Official Website
 


犬のおまわりさん(フランス語バージョン、延長戦つき)
2016年
編曲・演奏(仏語訳詞・作詞:小阪亜矢子)

 
メゾ・ソプラノ歌手・小阪亜矢子とのデュオ「あまいの?しょっぱいの?Sucré ou salé ?」のライブにて初演。
迷子の子猫ちゃんのその後を、続きの歌詞に込めてアダルトに編曲した1曲。不穏さと不可思議さの漂うアレンジに注目されたい。
 

 
 

 
鳥たちよりもさらに夏おそく〜フルート、ヴァイオリン、チェロのための
2008年
作曲

 
多久潤一郎(fl)、辺見康孝(vn)、多井智紀(vc)によって初演。音源制作を先に行い、そこから記譜を行うという手法で書かれた最初の作品。
 

 


讃美歌312番「いつくしみ深き」ゴスペル風ピアノアレンジ
2012年
編曲

 
広く歌われている讃美歌「いつくしみ深き」を、自由なハーモニゼーションでピアノソロのためにアレンジ。イラスト入りの楽譜は目にも美しい。
 

楽譜販売サイト

Music Bells  |  Piascore
 


オーギュスティーヌのワルツ(映画『マルセルのお城』より)
2018年
編曲

 
メゾ・ソプラノ歌手小阪亜矢子とのデュオ「あまいの?しょっぱいの?Sucré ou salé ?」ライブにて初演。マルセル・パニョルの自伝をもとにイブ・ロベールが映画化した『マルセルのお城』にて、メイン・テーマとして流れる。タイトルのオーギュスティーヌとは主人公マルセルの母の名前であり、映画全般に渡って描かれる母への思慕が切なくも歌われる。
 

 

 


 
ソロ・パフォーマンス《SCORES》
2011年
作曲・演奏

 
公園通りクラシックスで行われた初のソロ・パフォーマンス。アメリカ実験音楽の作品を中心とし、自身のパフォーマンス作品初演や、足立智美氏や北條知子氏への委嘱新作初演も行った。楽譜の読解に関する様々な可能性を探り、読譜とパフォーマンスの新たな関係性の構築を試みた。

 

Gayle Young 《Forest Ephemerals - Four Flowers》(2004)

 

 

足立智美《Brapandan》(2006)

 

 

足立智美《Spatial Spatula, Spandrel》(2011)
1/1

 

 

2/2

 

 


 
実験音楽とシアターのためのアンサンブル
Ensemble for Experimental Music and Theater 
2011〜
演奏・作曲

 
ジョン・ケージの提起したシアターと記譜を巡る問いかけを軸に、フルクサス、スクラッチ・オーケストラ、ミニマル・ミュージックからヴァンデルヴァイザー楽派以降の流れに至るコンセプチュアリズムとミニマリズムの系譜の検証と再創造をおこなっているアンサンブルの一員として2011年より活動している。パフォーマンス上演を行うほか、自作を数多く発表している。2017年にはヨーロッパツアーに参加。
 
実験音楽とシアターのためのアンサンブル
 

久保田翠《FRAME/DOCUMENT》

 

  

久保田翠《東京特許許可局》

 

 


 
ゾウとネズミのコサックダンス
作曲
2017年

 
子どものために作曲されたピアノソロ曲。ゾウとネズミという対照的な動物が踊る様をユーモラスに描いた作品。本人の演奏により初演が行われた。
 

ゾウとネズミのコサックダンス

 

 
『こどもたちへ 2017 世界のおどり編ー1』カワイ出版
 


ニューヨークの地下鉄でジャズを聴きながら
作曲
2019年

 
子どものために作曲されたピアノソロ曲。NYの地下鉄で聴いたジャズ演奏を思い浮かべながら、「子どもでも弾けるジャズ」を目指して作曲された。
 

ニューヨークの地下鉄でジャズを聴きながら

 

 
『こどもたちへ 2019 世界の街角編ー1』カワイ出版